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【CuoreUp #022】「怒り」を抑えるなんて「ダメ!ゼッタイ!」

  • 2015年6月11日(木) 17:00 JST
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◆ 今回のCuoreUp

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今回のテーマは『「怒り」を抑えるなんて「ダメ!ゼッタイ!」』です。


え?
それを言うなら「ダメ。ゼッタイ。」でしょ!
って、ツッコミを入れられそうですね(笑)

ま、確かに、本家は「!」ではなく「。」です(笑)

それはさておき(笑)
「怒りを抑えたい」という相談を、
何回か受けました。


些細なことでイライラしたり、
「怒り」がこみ上げてくるんだとか…。

そして、その後に
「自分が怒りっぽい?」と疑問を感じたり、
ちょっとした自己嫌悪に陥ったり、
「もしかしたら社会不適合者?」と、
自信をなくすこともあるとか…。

どうやら、
怒ってしまうことで、
場の雰囲気を乱してしまうことが、
嫌なようです。


「怒りを抑えたい」と言っている人は、
「怒る=悪い事」という固定概念があるようで、
「悪い事」は、してはいけませんから、
「抑えたい」と言っているようなのです。


実は、多くの方が「怒る=悪い事」と考えていて、
「怒り」という感情は「負の感情」と思っています。

ですから
「抑えたい」「抑え込みたい」と考えてしまうようです。


毎度のことですが、ちょっとだけ話がズレます(笑)

熱いやかんに触れたら、パッで手をどけますよね?
包丁で指先を切ったら、とっさに手を引っ込めますよね?

これは、痛みに対する無条件反射です。

この痛みを我慢して、熱いやかんを抱きしめたり、
包丁を、さらにグッと刺し込んだりは、しないですよね?

痛いのは勿論のことですが、
命に関わることだからです。

やけどしたら、その部位を冷やしますよね?
切ったら、清潔にして、止血しますよね?

しかも考えて行動するのではなく、
ほとんど、条件反射のように行動しますよね?

ここまでは、
体に起こった刺激と反応についてです。


では、話を戻しますね ^^;

心はどうでしょうか?

「心」には痛点がありませんが、
外的な刺激による無条件反射はあります。
その一つが「怒り」です。

「怒り」を「抑える」というのは、
熱いやかんを抱きしめるのと似ています。

やかんが冷めるまでは、ずっと持続してしまいますから、
その間、心は外的な刺激にさらされています。

これは、ただの「我慢」です(笑)

「堪忍袋の緒が切れた」という言葉もある通り、
どんなに我慢していても、耐えきれなくなる瞬間が来ます。

また、我慢している間に、
「怒り」が治まるということはありませんし、
治まったつもりでも、ふとした拍子に表面化します。

ですから「抑える」というのは「ダメ!」なのです。


「抑える」のが「ダメ!」なのであれば、
いったい、どうしたら良いのでしょうか?


そうです!

コントロールすれば良いのです!(笑)

まぁ、コントロールと言っても、
「怒り」そのものをコントロールするのではなく、
対処法を身に付け、実践する。ということです。

「やけどしたら、冷やす」
「指を切ったら、止血する」

外的傷害による対応が様々なのと同じで、
「怒り」の種類に合わせて対処が必要です。


実は「抑えたい」と言っている人は、
対処法を知らないだけなのです。


具体的な対処法は、千差万別ですし、
人によっても異なりますので、
残念ながら、この場では割愛させて頂きます ^^;


その代わりと言ってはなんですが、
吾輩が実践している軽妙な一手をご紹介します。


「怒り」が湧いてきた瞬間に、
「驚き」の感情を引き出すことです。

文字では表現しずらいところですが、
「!(怒)」から「!(驚)」といった感じでしょうか(笑)

「熱いやかん」から「手を放す」のと同じように、
「驚き」に変化させることで、
「怒り」から「心を放す」のです。

ちょっとイメージしずらいかも知れませんが、
まぁ、そんな感じです(笑)


「怒り」を「抑える(我慢する)」と、
ストレスを抱え込んで、命取りになりますよ!!

ということで、

「怒り」を抑えるなんて「ダメ!ゼッタイ!」

でした。

 

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6/25(木) 19時~ 田町にて開催致します。

CuoreUp 6月度 セミナー&情報交換会『怒りスイッチ』
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生年月日行動心理学の分類の一つ「怒りの種類」の解説と
「怒りスイッチ」について事例を交えて説明致します。

【怒りの種類】
1.疎外    2.予定相違 3.束縛
4.評価    5.役割相違 6.喪失

なかでも以下のケースについて、具体的な解説を致します。

・疎外感を与える言動
・予定通りに進まない現状
・異なる評価
・期待からの逸脱

◆ 情報交換会では・・・

参加者の仕事やプライベートでの悩み事、困り事を、
生年月日行動心理学を利用して、改善を促す為に、何をどうするのが良いか、
参加者同士、グループワークを通して意見交換をして頂きます。
プチセミナーに沿った共通課題としては、以下を想定しています。

・最近、怒ったこと、怒られた事
・「怒り」解消のメカニズム
・被害者は誰か?

などです。

 

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◆ あとがき

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吾輩が怒りっぽいとか、
昔は、イライラしてた。
と言っても、あまり信じて貰えません ^^;

まぁ「我慢」していた訳ですから、
もしかしたら、誰の目にも、
そうは見えていなかったのかも知れません。

「怒り」を上手にコントロールできるようになると、
モチベーションを上げることさえ可能になります。

ま、その手の方法は、
疲労感も伴うのですけどね ^^;

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