2024年4月24日(水) 18:14 JST

【CuoreUp #039】やっぱ「スタンス」って大事でしょう!

  • 2015年10月 1日(木) 19:45 JST
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◆ 今回のCuoreUp

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今回のテーマは『やっぱ「スタンス」って大事でしょう!』です。

コミュニケーションエラーを起こしている人を、
じっくりと観察していると共通点が多い事に気付きます(笑)

まぁ、いわゆる空気読めない系の人が多いのですが、
それでも笑いを取れていれば、問題は少ないのです。

エラーとなってしまうタイプの人は、
「カンに障る言い方」になっている事が多いのです。

中でも突出しているのが、以下の3系統です。

 ・さっき言った系
 ・今それ言うの系
 ・お前何様だよ系

想像に難くないと思いますが、
一応、系統毎の特徴を整理したいと思います。


まず最初は「さっき言った系」です。

これは、部下の教育をしている時や、
何かしらの説明をしている際によく登場する輩です。

比較的、ちょいちょい顔を出してくる輩です(汗)
そして、説明した直後に、まんま質問してくるのです(笑)

驚く程に集中力がなく、妄想の世界に浸っており、
こちらの説明を殆ど聞いていませんから、
現実世界に滞在した瞬間だけ、質問してくるのです。

最初のうちは「さっき言ったよぉ~」と、
にこやかに切り返していますが、
仕舞には「聞けよ(怒)」となってしまいます。


次に「今それ言うの系」です。

会議などに登場する輩です。

この輩は、比較的後半に出番を待っています(汗)

そして、ほぼ解決した事柄や明らかに保留した事項に対し、
ゼロリセットする勢いで、問題を提起してきます。

散々議論をしつくした後に、
「本当にいいんですか?」的な感じで、
したり顔で登場してくるケースが多いようです。

場合によっては、会議が完全に終わり、
移動している時などに「ねぇねぇあれってさぁ」と、
会議時間を無駄にしかねない発言をしてきます。

「意見があるなら早く言えよ!(怒)」となってしまいます。


最後は「お前何様だよ系」です。

この輩は神出鬼没です(汗)

存在自体は知られているのですが、
いつ現れるのかが解りづらいのです。

普段は和気あいあいとやっているコイツですが、
ひと度、問題が発生すると「だから言ったじゃん(笑)」とか、
「最初に注意してましたけどね(笑)」と言ってきます。

また、飲み会などでは、頼んでもいないのに、
突然、乾杯の音頭を取ったりします(汗)

「ってか、お前誰だよ!(怒)」となってしまいます。


登場の仕方こそ「3系統」ですが、
その実体は、ひとつです。

「スタンスが合ってない輩」なのです。


「さっき言った系」は「教わっている」という意識がないのです。
人様の貴重な時間を割いてまで、教わっているという意識が…。

残念なことに、この輩は「メモる」ということをしてません。

この輩のスタンスを合わせるのは、比較的容易です。
資料は渡さず、すべて口頭で、指示を出し、教えるのです。
そして、メモを取らせるのです。

重要なポイントは、説明を始める前に、
「説明後に理解したかどうかを質問するからね」と伝えることです。

つまり「ちゃんと聞いてたか確認しちゃうよ!」ということで、
集中力を高めさせるのです。

「教えて貰っているんだ」という「スタンス」を、
意識して貰う事が大切なのです。


「今それ言うの系」は「メンバー」という意識がないのです。

問題が起きていても「自分には降りかかってこない」よう、
自己保身のために、常に批評家的に振る舞い、
「とりあえず言ったよ」的な態度をとるのです。

実はこの輩は、問題解決における「キーマン」になる可能性もあり、
上手に振る舞って貰った方が得なのです。

基本的に「保身」を気にしていますから、
「発言」自体に対して「責任」を負わせないのが重要です。

単なる「情報源」や「ご参考まで」という感じで、
「責任のないメンバー」という「スタンス」が良いのです。

つまり「判断」や「決定」を委ねなければ良いのです。

こうすることで、かなり早いタイミングから、
批評家としてアラートを上げてくれるようになります。


「お前何様だよ系」は「自分は特別だ」という意識を持っています。

この輩には「傍観者」という「スタンス」を与えるのが良いでしょう。

関わり出すと、名探偵宜しく「犯人探し」をしたがり、
「責任追及」をしてくる面倒な輩となる可能性があるからです。

また、権力者の庇護の元にいることが多いので、
あまり関わらないことをお勧め致します(笑)

「傍観者」として「エキストラ」になって貰えれば、
さほどの苛立ちも、湧いてこないかも知れませんよ(笑)

 

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  12月17日(木) 19時~ フリートーク忘念会

 

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◆ あとがき

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世の中「スタンス」がめちゃくちゃな人が、
思っている以上に沢山いるのです(汗)

なぜなら「スタンス」は、
固定されているモノではなく、
相手やコミュニティによって変化するし、
時間の流れによっても変化するからです。

「関わる瞬間」に「自分のスタンス」を、
しっかり意識していないと、
すぐに吹き飛んでしまうのが「スタンス」です。

要注意ですね(汗)

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