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◆ 今回のＣｕｏｒｅＵｐ
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今回のテーマは『説教で自分を熱く語る「デスラー総統」』です。

突然ですが「デスラー総統」をご存知ですか？

肌の色が、何とも言えない違和感があり、
いつも片手にワイングラスらしきものを持ち、
宇宙空間をものともせず、余裕で呼吸をし、
マントをたなびかせていたアニメの登場人物です。

そう！
「宇宙戦艦ヤマト」の敵方の総大将です！

え？
そ、そうですか…知りませんか…。
まぁ、世代とか性別とか、色々ありますからね(汗)

おっとっと、
今回のテーマは「デスラー総統」について、
熱く語るということではありません。

あくまでも「説教で自分を熱く語る人」についてです。

酒の席などで、口うるさい上司が、
部下を説教しているシーンって、
見かけたこと、ありませんか？

何故か解りませんが、
吾輩は、比較的よく遭遇するのです(笑)

実はこの、口うるさい上司こそが
「デスラー総統」その人なのです。

なぜならば、

　・俺ですら、出世できた
　・俺ですら、失敗した

というように「ですら」を頻繁に使うからです(笑)

勿論、最初から「デスラー総統」なのではありません。

上司と部下の説教タイムは、
概ね、以下のパターンで流れて行きます。

　１．上司が怒る(感情論的)
　２．上司が部下を叱る(論理的)
　３．部下、落ち込む
　４．ちょっと反省し上司が部下を励ます
　５．上司が部下と仲良くなろうとする
　６．上司がダメだった自分の過去を話しだす
　７．自分の過去と比較し部下を元気づけようとする
　８．部下、元気になったフリをする
　９．上司、満足(笑)

この流れで、７に入った頃からか、
「デスラー総統」が登場します。

　・俺ですら、○○を失敗したこともある
　・当時は、俺ですら、上手くは出来なかった
　・○○プロジェクトは、俺ですら大変だった

この「ですら」という言葉、
実は「だって」に置き換えても全く問題ありません。

また、同じシチュエーションになっても、
「デスラー総統」にならない人もいます。

「デスラー総統」になる人と、
まったくならない人との違いは、
「自信」の存在のようです。

「過去の自分」と「今の自分」とを比較して、
「今の自分に自信」を持っている人ほど、
「デスラー総統」になりやすいようです。

さらに「過去の自分」と「今の部下」の境遇、
スキルや抱えている問題などが似ていれば似ている程、
「デスラー総統」は、熱く語るようになります。

吾輩のアホみたいな拘りですが、
ただの「デスラー」ではなく、
「総統」と肩書を付けてまで呼ぶのには、
それなりの意味があるのです。

「総統」と呼ばれる人は、背負っているモノが大きく、
その自負たるは半端ではありません。
自信に満ち満ちていて、威厳もあるのです。
まさに「デスラー総統」なのです。

部下に説教しながらも、
自分を熱く語っている上司は、
「デスラー総統」そのものです。

しかし、その「自信」に対する評価については、
決して触れてはいけないのが残念ですが…(笑)

上司の「なりきりデスラー総統」は、
大抵、残念な結果に終わるようです。

それは、熱く語り過ぎるあまり、
部下の感情(顔色)が掴めなくなってしまうという、
副作用によるところなのでしょう。

過去の自分と、今の部下を勝手に重ね合わせ、
勝手に共感し感動し、自分に酔っているだけなので、
部下の心は離れて行くのです…(汗)

デスラー上司…残念無念 orz

ちなみに、アニメに登場する「デスラー総統」は、
自慢話を熱く語ったりはしません。

未来を語る演説には非常に長けていますが、
真のカリスマ性は、そんなところではなく、
持ち合わせた品格と民の未来を案ずるという、
心根の優しさなのだと感じています。

 

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◆ 今後の開催予定

 12月16日(水) 19時～ フリートーク忘念会

 

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◆ あとがき
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吾輩ですら「メルマガ」は書けるのです(笑)
吾輩ですら「セミナー」は開催出来るのです(笑)

「だったら、なんなんだよ！(怒)」
と怒りを買ってしまいそうですね ^^;

「ですら言葉」は、自分を落としている体で、
自慢をしているだけなのです(笑)

そして、相手に行動することを「強制」しているのです。

お前も「メルマガ」書けよ！
お前も「セミナー」やれよ！

って、感じです(汗)

ちょっと、嫌な奴ですね(笑)