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◆ 今回のＣｕｏｒｅＵｐ
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今回のテーマは『「先見の明」と「ゲスの後知恵」』です。

「先見の明(めい)」と言う言葉をご存じでしょうか？

　・事が起こる前にそれを見抜く見識
　・先を予見して適切に準備する能力があるさま

という意味です。

いにしえの預言者というのは、
この「先見の明」があるんだそうです(笑)

職場や近くの知人にも、
こういった能力に長けている人が、
稀にいたりします。

リスクヘッジが出来ているというよりは、
風をよみ、潮流をよみ、より理想的な方向へと、
ちゃんと舵を切っていて、向かった先には、
自ずと成功が待っているのです。

恐るべき「先見性」です。

ところが世の中には「知識」をひけらかし、
預言者よろしく「警告」だけをする人がいます。

そして、舵を切って向かった先に、
失敗が待ち構えていた時に、こう言うのです。

「だから言ったじゃないか！」・・・と。

失敗するのが判っているのであれば、
先回りをして手を打つのが「先見の明」ですが、
この手の人は、何も行動を起こしません。

もっと性質の悪い輩もいます(汗)

「警告」することもせず、失敗した後で、
「そら見たことか！」とばかりに、
失敗の理由を並べたてる輩です(笑)

この輩の事を「ゲス(下種、下衆)」と呼び、
失敗の理由を並べたてるのに「知恵」を使うことを、
「ゲスの後知恵」というのです。

残念なことに、大半の人が、
「知恵」を「ゲスの後知恵」として、
使っていることに気付いていません。

「先見の明」と「ゲスの後知恵」は、
もともと「一対」になっている言葉で、
片方だけ使うべきではないし、
ましてや「先見の明」だけ使ってても、
まったく意味がないのです。

ちょっと話は、脇道へとそれて、
ギリシャ神話の世界へと向かいます(笑)

プロメテウスをご存じの人も多いでしょう。
ところが、エピメテウスはどうでしょう？

パンドラの壺(箱)の話は如何ですか？
きっと、言葉くらいは聞いたこともあるでしょう。

プロメテウスは人類に暗闇を照らす「火」をもたらし、
エピメテウスはパンドラの壺から厄災を放ち
人類を「混沌」で包みました。

とまぁ、ザックリこんな感じの話です(笑)

「プロローグ(序章)」や「エピローグ(終章)」
なんてのもありますね。

「先見の明、ゲスの後知恵」が、
「一対」であるというイメージが、
少しは伝わったでしょうか(汗)

「知恵」というものは、
暗闇を照らし、未来を切り開く為のモノなのに、
使い方を間違っただけで、
場に混乱を招き、迷惑なモノになります。

「だから言ったじゃないか！」とか、
「そら見たことか！」なんてことを言う人、
あなたの周りにいませんか？

恐らく「ゲス」です(笑)

ちなみに「ゲスの後知恵」を
愛用している人の特徴ですが、

　・責任転嫁に長けている
　・タラレバ論を好む
　・人の失敗が三度の飯より好き
　・態度がコロコロ変わる
　・強者に弱く、弱者に強い
　・話に一貫性がない

などです(汗)

そんな「ゲス」と思しき人の言葉や、
タラレバ論にかき回されることなく、
自分自身の「先見の明」を信じて下さい。

決して「ゲスの後知恵」になってはダメですよ！

 

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場所は申し込み人数により異なりますが、
基本的には、田町駅周辺となります。

 

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◆ あとがき
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ゲス・・・最近、頻繁に目にしますね(笑)

物事に対して、後付けで色々と言うのは簡単です。
なぜなら、結果が目の前にあるからです。

自分の考えの正当性を主張したいだけの、
下らないゲス野郎に振り回されると言うのは、
本当に無駄な時間です(汗)

様々な現場で遭遇してきて、
その都度、イラッとしています。

ゲスを上手に操る「知恵」を、
誰か授けて下さいませ(笑)